一気に消せ!
だんだん服が増えていく水月です代打バース
4月6日からはおそらく一ヶ月ほど更新できません
水月は学生寮に入るのですが、4月中はパソコンや携帯の持込が出来ないからです
という訳で、よろしくお願いします
見限らないでくださいね?
リトロカ更新です
4月6日からはおそらく一ヶ月ほど更新できません
水月は学生寮に入るのですが、4月中はパソコンや携帯の持込が出来ないからです
という訳で、よろしくお願いします
見限らないでくださいね?
リトロカ更新です
「遅かったじゃねえか」
「どうかしたのか?」
「ちょっと……ね」
僕たちがみんなに合流するのにはそれからまた数分を要した。
「時間は有限だぞ、理樹君」
「来ヶ谷さんがそれを言う……?」
「はっはっは」
何を言っても無駄だと分かっていても、言わざるを得ない。
「さ、練習だ」
「待ってました!!」
「いやっほーう!!」
恭介の言葉に露骨にテンションを上げる葉留佳さんと謙吾。まさにぶっ飛んでいる。
「じゃ、ゲームスタートね!」
「ミッションスタートだ!!」
「何よ?」
「何だよ?」
沙耶さんと恭介がいがみ合っている。僕としては正直、どっちでもいい。
「とにかく練習しようよ」
「理樹、今日は寮会の仕事よ」
「え~!?お姉ちゃんそりゃないっすヨ~!!」
「あなたも寮会の仕事が増える原因の一端なんだけど?」
葉留佳さん関係の仕事は確かに多い。個人の問題行動としては群を抜いている。
「最近のはガラス割ったのと、張り紙破いたのと、ビー玉ばら撒いたのと、床を水浸しにしたのと、調理室の無断使用…だっけ?」
「洗濯機の破壊と遅刻、無断欠席もよ」
ここ数日でそれだけやったのだから、ある意味凄い。無論褒めてはいないが。
「いやー、照れますナ」
「誰も褒めてないぞ」
「珍しく、真人に同感だ」
「ガーン!そうだったのか!?はるちんアウェーイ!」
当の本人には全く反省の色が見えない。佳奈多さん的教育が必要だろう。
「しかし、風紀委員や生徒会の仕事が混じってないか?」
「仕方がないでしょう?もともと生徒会は風紀委員に任せきりでしたし、風紀委員も長が統率力に欠けていて事務作業の効率が悪いんですから」
佳奈多さんがいなくなって、風紀委員も弱体化してしまっていた。表面的にはあまり変わっていないように見えるが、中はいろいろと揉め事が多いらしい。
「とにかく、問題行動のリスト作成とか損壊の報告とかは僕らがやってるんだから、少しは謹んで欲しいんだよって事」
「いぇっさー!!」
うん、全く聞く気がないよね。
「行くわよ、理樹。こんなアホの子に言っても分かる訳ないんだから」
ムキー!はるちんはアホの子じゃなーい!!という葉留佳さんの叫びを背に、僕らは部屋を出た。
「あの子にはやっぱり教育が必要ね……」
不機嫌そうに言いつつも、顔は怒っていない。
「佳奈多さんはさ」
「何?」
「ホントに葉留佳さんの事好きなんだね」
「なっ!?違っ!あ、別に違わないんだけど……」
真っ赤になって取り乱している。来ヶ谷さんじゃないけど、少し可愛いと思ってしまった。
「何よその顔は!?」
「まさかの逆ギレ!?」
捕まっては敵わないので、とりあえず走って逃げることにした。
「待ちなさい!!」
日はまだ高く、僕らを照らしている。
ワタシの中の理樹君が、少しずつ変わっているのですヨ
何故でしょうネ?
ていうか校歌覚えるのめんどくさいヨ
「どうかしたのか?」
「ちょっと……ね」
僕たちがみんなに合流するのにはそれからまた数分を要した。
「時間は有限だぞ、理樹君」
「来ヶ谷さんがそれを言う……?」
「はっはっは」
何を言っても無駄だと分かっていても、言わざるを得ない。
「さ、練習だ」
「待ってました!!」
「いやっほーう!!」
恭介の言葉に露骨にテンションを上げる葉留佳さんと謙吾。まさにぶっ飛んでいる。
「じゃ、ゲームスタートね!」
「ミッションスタートだ!!」
「何よ?」
「何だよ?」
沙耶さんと恭介がいがみ合っている。僕としては正直、どっちでもいい。
「とにかく練習しようよ」
「理樹、今日は寮会の仕事よ」
「え~!?お姉ちゃんそりゃないっすヨ~!!」
「あなたも寮会の仕事が増える原因の一端なんだけど?」
葉留佳さん関係の仕事は確かに多い。個人の問題行動としては群を抜いている。
「最近のはガラス割ったのと、張り紙破いたのと、ビー玉ばら撒いたのと、床を水浸しにしたのと、調理室の無断使用…だっけ?」
「洗濯機の破壊と遅刻、無断欠席もよ」
ここ数日でそれだけやったのだから、ある意味凄い。無論褒めてはいないが。
「いやー、照れますナ」
「誰も褒めてないぞ」
「珍しく、真人に同感だ」
「ガーン!そうだったのか!?はるちんアウェーイ!」
当の本人には全く反省の色が見えない。佳奈多さん的教育が必要だろう。
「しかし、風紀委員や生徒会の仕事が混じってないか?」
「仕方がないでしょう?もともと生徒会は風紀委員に任せきりでしたし、風紀委員も長が統率力に欠けていて事務作業の効率が悪いんですから」
佳奈多さんがいなくなって、風紀委員も弱体化してしまっていた。表面的にはあまり変わっていないように見えるが、中はいろいろと揉め事が多いらしい。
「とにかく、問題行動のリスト作成とか損壊の報告とかは僕らがやってるんだから、少しは謹んで欲しいんだよって事」
「いぇっさー!!」
うん、全く聞く気がないよね。
「行くわよ、理樹。こんなアホの子に言っても分かる訳ないんだから」
ムキー!はるちんはアホの子じゃなーい!!という葉留佳さんの叫びを背に、僕らは部屋を出た。
「あの子にはやっぱり教育が必要ね……」
不機嫌そうに言いつつも、顔は怒っていない。
「佳奈多さんはさ」
「何?」
「ホントに葉留佳さんの事好きなんだね」
「なっ!?違っ!あ、別に違わないんだけど……」
真っ赤になって取り乱している。来ヶ谷さんじゃないけど、少し可愛いと思ってしまった。
「何よその顔は!?」
「まさかの逆ギレ!?」
捕まっては敵わないので、とりあえず走って逃げることにした。
「待ちなさい!!」
日はまだ高く、僕らを照らしている。
ワタシの中の理樹君が、少しずつ変わっているのですヨ
何故でしょうネ?
ていうか校歌覚えるのめんどくさいヨ
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